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昇華 (化学) : ミニ英和和英辞書
昇華 (化学)[しょうか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal
: [か]
 (suf) action of making something
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 

昇華 (化学) : ウィキペディア日本語版
昇華 (化学)[しょうか]

昇華(しょうか、)は元素化合物液体を経ずに固体から気体、または気体から固体へと相転移する現象。温度圧力の交点が三重点より下へ来た場合に起こる。
標準圧では、ほとんどの化合物と元素が温度変化により固体、液体、気体の三態間を相転移する性質を持つ。この状態においては、固体から気体へと相転移する場合、中間の状態である液体を経る必要がある。 しかし、一部の化合物と元素は一定の圧力下において、固体と気体間を直接に相転移する。相転移に影響する圧力は系全体の圧力ではなく、物質各々の蒸気圧である。
日本語においては、昇華という用語は主に固体から気体への変化を指すが、気体から固体への変化を指すこともある。また気体から固体への変化を特に凝固と呼ぶこともあるが、これは液体から固体への変化を指す用語として使われることが多い。英語では が使われるが、気体から固体への変化を特に と呼ぶこともある。中国語では固体から気体への変化を「昇華」、気体から固体への変化を「凝華」と呼んで区別している。
== 昇華と物質 ==


二酸化炭素は常圧で昇華する化合物のひとつである。常温で固体 CO2 (ドライアイス)を放置すれば、液体を経ずに気体へと変化するのが観測できる。また、ヨウ素も常圧、室温条件下で昇華する物質のひとつである(ただし、CO2 とは異なり、ヨウ素は常圧下で加熱すると融解して液体になる)。
徐々にではあるが、も氷点以下では昇華する。フリーズドライに利用されるこの現象は、例えば長期にわたって冷凍保存した食料が干からびてしまうこと(いわゆる冷凍焼け)や、氷点下の寒い日に濡れた布を野外に吊るしておくと乾燥状態になることで確かめられる。また、ナフタレン(防虫剤の成分)は徐々に昇華することで、防虫効果を長期間維持することができる。
固体から気体への昇華は吸熱的であり、エネルギーを必要とする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「昇華 (化学)」の詳細全文を読む




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